スマホで撮る!東京モノトーン

Leicaのレンズが搭載されている中国製のスマホを買いました。
スマホカメラの性能の良さにビックリ!
カラー撮影ではなく、モノクロ撮影で都内を散策します。

東京モノトーン〈33〉お盆と六本木

東京のお盆は7月13日が迎え火。16日が送り火。
毎年思うことだが、7月のお盆は、しっくりこない。
東京でも町内の盆踊り大会は、8月になってから開催される地区が多い。
わが家の祖霊も7月のお盆ではなく、
8月の旧盆の方が賑やかで喜ぶのではないかと思う。
東京近郊のお盆は、ほとんどが8月に行われている。
とわ言え、7月13日、お盆の墓参りに出かけた。
大江戸線・六本木駅から歩いて10分。小さな寺ではあるが、
ここにわが家の墓地がある。また、この寺の檀家でもある。
春秋のお彼岸とお盆、年に3度はお墓参りをする。
墓地からは、六本木ヒルズや高層ビルが見える。
周りを高いビルに囲まれた墓地は、より圧迫感を感じる。
ご先祖の墓は六本木にあるが、わたし自身は郊外で育ったので、
六本木という街には、それほど愛着はない。
しかし、この街に来ると刺激を受けるのは事実だ。
ファッション、お店、建物など…流行を感じ取ることができる。
モダンな街になったこの街を、ご先祖はどう思っているのだろうか?
暑い午後、暮石に水をかけ、お花とお線香を供え合掌。
※画像/六本木ヒルズ・ウインドウディスプレイ



東京モノトーン〈32〉天井桟敷

JR上野駅「公園口」の改札を出ると、目の前に東京文化会館がある。
先週の水曜日、上野公園の一角にあるこのホールで、
「ハンブルク交響楽団 with フジコ・ヘミング」のコンサートを鑑賞した。
クラシック音楽は、数枚のCDを持っている程度で熱烈なファンではないが、
フジコ・ヘミングの演奏に興味があったので出かけた。
独特の風貌とファッション。現在84歳のピアニストである。
演奏が始まった。テクニックや曲に対する完成度は判断できないが、
「ラ・カンパネラ」は聞き応えがあり、コンサートの魅力を堪能した。
わたしが観た席は、料金が一番安い五階の最後尾の一番奥。
まさに天井桟敷(さじき)であった。
自分の座席に向かうのに手前の7人の人が通路に出なければ、
奥の自分の座席にたどり着けない… 初めての経験をした。
狭い映画館でもこんな経験はない。(苦笑)
このブログは、フジコ・ヘミングのことについてもっと書きたかったが、
高所恐怖症のわたしにとっては、天井桟敷の印象が強く残った一夜の経験であった。
※来年、フジコ・ヘミングのドキュメント映画が公開される予定。
※画像/ダイアナの像:東京文化会館・北側



東京モノトーン〈31〉天神さま

用事を済ませた後、文京区にある湯島天神(湯島天満宮)を参拝。
参拝客は、それほど多くなくゆったりお参りができた。
拝殿から巫女さんに導かれて、お宮参りに来た家族が出て着た。
おじいちゃん、おばあちゃんの笑顔が印象的だった。
お宮参りは一般的には生後、男の子は31日目、女の子は33日目に参拝。
でも、地域によって異なるようだ。
天神さまといえば、京都の北野天満宮や福岡の太宰府天満宮が有名である。
大阪天満宮や亀戸天神社もよく知られている。
天神さまは、学問の神様として有名な
菅原道真(すがわらのみちざね)を祀っている神社。
受験シーズンには、受験生が合格祈願に訪れ、参拝する。
ところで、菅原道真は、いつの時代に何をした人?
平安時代の貴族であり、朝廷時代に文人社会の中心的存在であった。
道真は、朝廷内で家柄を超えて、破格の昇進をする。
その後、道真の政(まつりごと)に不満を抱く他の有力貴族との対立があり、
政変に巻き込まれる。
結果、道真は左遷され、太宰府浄妙院に謹慎。
その地で薨去(こうぎょ)。享年59。
没後「天満大自在天神」という神格で祀られ、
道真の神霊は「天神信仰」として各地に広まる。
道真は、左遷され都に帰ることなく亡くなったが、
生存中に成し得た功績は大きく、人望も厚かったのではないかと想像できる。
だからこそ、天神さまとして現在まで慕われているような気がする。